
世界各国、特徴的な住居
世界の住居の話に入る前に、社会科の授業でドイツの気候学者ケッペンによる世界の気候区分図を見たことがはありませんか。地球上の各地を雨量や温度等を元に「熱帯」、「乾燥帯」「温帯」「冷帯」、「寒帯」、「高山気候」に分けた図のことです。日本が主として属するのは「温帯」の中の温暖湿潤気候。1年を通して気温の差が大きく、夏は高温多湿、冬は晴れて乾燥する日もあれば雪にも見舞われます。四季の変化もはっきりとしています。
古くから人々は、自分たちの住む土地で快適に暮らすための家づくりを続けてきました。その土地で調達できる材料を使う。暑い、もしくは寒い気温に適している作りであるか。降水量や風から受ける影響を考慮しているかなど、知恵を結集して各々の家をつくってきました。世界には気候や風土の数だけ家の種類があると言っても過言ではないでしょう。さらにここへ、文化、生活様式、趣味嗜好、家族構成などのさまざまな要素が加わります。まずは日本。そしてアジア、ヨーロッパ、アフリカ大陸からイヌイットの住む氷雪地帯まで、特徴的な住居を探してみましょう。















